小さい頃家の畑に胡麻を作っているのは知っていたが、食べれるようになるまでどのようなことをしていたのかは知らなかった。
今年初めて栽培してみたら豊作だった。
栽培と言っても種を直播して草取りして倒れないように紐を張っただけなんだけど・・
まだ、青いうちから刈り取って干す場所もないので20㎝ぐらいに切って透明のゴミ袋に入れて口を大きく開いて干しておいた。
良い具合に枯れてきたので叩き、揺すって、しごいて実を落とした。
枯葉や虫の死骸や糞などが混じっているので大きいものは息で吹き飛ばし小さいものは水をかけて金網で濾しながら洗い乾かした。それでもまだ異物が混じっているので一つ一つ白い下敷きの上で選別した。
単純作業は嫌ではないが時間がかかる。
こんな手間がかかるのでさぞかしことわざとか慣用句も多いのかと思いきや「誤魔化す」「ゴマをする」ぐらいで意外と少なかった。
煎りゴマであえ物作って食べた。流石に採れたてのゴマは香りが違う・・というような、買ってきたゴマとの違いは感じられなかった。
多分来年は作らないと思う。