先日、草の焼却に処理場へ行ったとき
天気が良かったので
十年以上訪れたことが無かった
場所に寄ってみた。
百万円貰ったので一年がかりで芝生を敷いた場所だ。
芝生はもう殆ど残っていなかった。
深さ70㎝ぐらいの溝を掘り水道用のパイプを埋めて
数か所散水施設を作っておいたが
それも今は埋まってしまっていた。
広場だけは小山が無くなり
大きい土管だけが残っていた。
重機で穴を掘ってもらったり
土管を運んでもらったり
沢山の人の手を借りた。
懐かしさとその人たちの笑顔が
想いでの中に溢れてきた。
労働力と重機の使用は
すべて無料奉仕してもらった。
何処かの倉庫を丸々貰ってきて農具小屋を建てたが
新しい倉庫に変わっていた。
井戸水から引いて噴水を作り
下に青いビニルシートを敷き
瓦屋の壁土と田んぼの泥を貰って
ビオトープを作ったが
もう水は無く樹木だけが成長していた。
本業そっちのけでの作業そのものは
毎日、毎日実に楽しかったが
塩ビ管やツルハシ・芝生・セメント・・等を買ったり
お金の計算は大変で
エクセルで完璧に帳簿をつけていたが
最後の集計では完璧に百万円使い切ったはずなのに
実際には1円足りなかった。
その頃は端数を四捨五入しているのに
気付かなかったのだ。
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懐かしさのあまりつい余計なことまで書いたので
文章の一部削除
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いつまでも残るものは無い。
植えた木が一番多く残っている。