ある日 じいさん と ばあさん は
ひさしぶりに おはかまいり に でかけました。
山のちゅうふくに ろくじぞうが たっておりました。
「あれ 暑そうだこと ・・・
もってきた おはかよう の お水を
かけてあげましょうか。」
「蚊 も 多そうなので しゅっしゅっ しときましょうか・・」
ふたり は ろくじぞうに
おせんこう を あげて はかまいり を
つづけました。
おはかまいり から かえってきた
つぎのあさ
げんかん の 戸 を
あけると
まき が どっさり つんでありました。
ありがたや ありがたや。