・・・その時、豆太は見たのだ、モチモチの木の後ろに
月が重なり、光り輝く姿を
モチモチの木の幻想的な美しさは
勇気あるものだけが見ることのできる証・・・
若いときはこの文の情景がよく理解できなかった
この地は標高が高く空気が澄んでおり
よく晴れた日の夜
空には無数の星が見える
強度の近視の私でも
木の枝の隙間に沢山の星が見え、感激する
光り輝く無数の星に飾られた幻想の木
これがモチモチの木・・・
しかし・・どうしてもその写真が撮れない
露出の開放がないコンデジIXYでは
ダメなのか
ペイントでイメージしてみた
この美しさを皆さんにお伝えできたらいいのに・・・
そしてこれが畑に植えてある
モチモチの木
今から40年前に熊野の山へ
植物観察に行ったとき
親指ほどの太さで
70㎝ほどの高さの
葉が一枚もない木
「それが栃の木・・モチモチの木だよ」
と教えられ、抜いてきた
父親がそれを畑に植え
大事に育ててくれていたのだ