ある日突然 別荘暮らし

旅の途中で見つけたとある場所で 突然別荘生活を始めました。

稲穂の開花

 
どなたかの米作りのブログを見ていて
 
ふと思い出した。
 
今までにたった1回だけ
 
田植えと稲作りの経験がある。
 
ずいぶん前 農家に休耕田をお借りして
 
市役所へ行って稲作りを申請したら
 
減反政策の休耕田だから
 
市では判断できない・・ということで県まで問い合わせしてくれた。
 
稲ができるまでならOKということになった。
 
米作りの方法を農協へ聞きに行って
 
農家の人のお手伝いのもとで
 
何とか田植えを終えた。
 
その時 農協の人が
 
「稲が開花する時は
 
パチ パチ と音がするんですよ。それはもう感動します。
 
是非聞けるといいですね。」
 
というお話を聞いた。
 
 
それから数回草取りに行ったが忙しくて
 
他の事はすべて農家の人がやってくれていた。
 
お盆の休みに入って少し忘れかけていた時に
 
市から電話がかかってきた。
 
「そろそろ稲ができるので刈り取らなければなりません。
 
全部刈り取るか穂だけ刈り取って藁を何かに使いますか」
 
茎だけ残すのも悲しいので全部刈り取ってくださいと伝えた。
 
いわゆる青田刈りだった。
 
「商売でやっているのではないので
 
何とかなりませんか・・」
 
と お願いしても市の段階では無理だった。
 
結局 市が刈り取ったのか農家の人が市の管理のもとで刈り取ったのか
 
分からずじまいで
 
後から見に行ったら刈り取った後の
 
青切りの株だけが残っていた・・・
 
 
悲しくて悔しくてそれでいてどこにも
 
何も言えない・・
 
その田んぼでムシロを敷いて
 
農家から頂いたお米を炊いて
 
きれいに刈り取られた株を見ながら
 
おにぎりを食べた。
 
 
 
それから1~2年もしないうちに
 
規制は緩やかになって
 
あちこちで休耕田を借りて
 
お米を作るニュースを見た・・
 
 
これは10年前の水田風景
 
わが町もなかなかのものである。
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
下の写真はそれからしばらくたって
 
同じような手法で家内が作った稲
 
たった数年の違いで
 
こうなる前に刈り取られたのか・・
 
イメージ 2
 
自分ができなかったので家内を応援して
 
草取り・イナゴ取り
 
草払い機も初めて買って畔の草刈など
 
結構熱心に手伝った。
 
豊作だったが消毒やら脱穀の手間代で
 
残ったお米は僅かで お米を買い足して
 
おにぎりを作ったりしたということだった。
 
 
 
 
 
稲の開花の音はどんなのかな・・と
 
インターネットで調べても
 
音については検索できなかった。
 
開花 そのものが2時間ぐらいの短時間で
 
見ることさえ難しいらしい・・
 
 
 
 
 
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