民家をそのままお蕎麦屋にした
そば処 七面亭
南側に二間続きの廊下を仕切る雪見障子
その奥には広い床の間
昔は主人の寝所だったところに
膝が悪い人のために椅子とテーブルが置いてある
そして何よりも
玄関の引き戸を開けると土間に
薪ストーブが
歩くのに邪魔にならない少し左寄りに置いてある。
引き戸を開けて中に入るといきなり
ほっこり暖かい空気に包まれる
そして無造作に置かれた極太薪
使い込んだ歳月がその色に出ていて
「薪ストーブが いい仕事をしていますね」
「大切になさってください」