ある日突然 別荘暮らし

旅の途中で見つけたとある場所で 突然別荘生活を始めました。

子どもたちの新しい学期が始まった。

 
今日から子どもたちの新しい学期が始まった。
 
さいわい今日は朝から雨でそれほど暑くはない。
 
しかし、これからの学校生活を思うと
 
かわいそうでならない。
 
2階3階へあがるほどサウナ状態だ。
 
体が大きいし、よく動き回るので
 
さらに教室内の温度は上がる。
 
おとなしく座っていても
 
汗が体中から噴き出てくる。
 
下敷きをウチワ代わりで
 
あおごうもなら
 
先生の叱責が飛んでくる。
 
先生も大変だがそれでも
 
少しは涼しい廊下側に移動ができる。
 
コンクリートの建物で蓄熱された教室に
 
エアコンが取り付けられるのは
 
いったいいつになるのだろう。
 
未だに精神主義を押しつけるしか
 
しのげる方法が無いなんて・・・
 
 
どうせ学習には向かない季節だからと
 
すぐに運動会の練習が始まり
 
体育館の取り合いになる
 
総合学習と称して
 
図書館やパソコン室などの
 
エアコンが入った教室も取り合いになる。
 
全市内で
 
一番先にエアコンが入った教室は
 
保健室だが
 
冷房は子どもの健康によくないと言って
 
ほとんど利用されない。
 
それはそうだ1階のなかでも比較的涼しいところに
 
教室があるのだから・・
 
せめて何か用事にかこつけて
 
できるだけ職員室へ行こうとする。
 
しかし、一日中職員室にいる先生たちは
 
体が冷えすぎると言って
 
ほとんど冷房を利かしていない。
 
運動会の練習が終わり
 
せっかく職員室へ飛び込んだのに・・・
 
早く涼しい季節になることを
 
願う・・・
 
 
 
 
 
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